相武台だより

2020.07.10
病院より
7月の行事食です

 7月7日は七夕。昼食に七夕行事食を提供しました。七夕と言えばそうめんを食べる方も多いと思います。

 なぜ七夕の日に「そうめん」なのでしょうか。

 日本でそうめんを食べられていたことを示す最も古い記録は奈良時代に登場します。それは小麦粉と塩水を練って、手で延ばして作った素朴な麺で、唐由来の日本最古の麺類の物「索餅(さくへい)」があります。この索餅が現在の姿のそうめんにあたります。中国では七夕には病除けを願い、索餅を食べる風習があります。この「無病息災のために7月7日に索餅を供える」というのが日本にも伝わって、日本でも索餅を供えるようになりました。この「索餅」が時代の変化とともに「そうめん」に変わっていき、今につながっているということです。

 相武台病院では七夕の日にそうめんは毎年恒例です。今年は七夕の日にそうめんを食べるという由来が感慨深い年になりました。

 そうめんや天ぷらと喫食率も良く患者様の笑顔が見られた行事食でした。

常食です

キザミ食です

ミキサー食です

おやつです

 

次回の行事食は8月7日立秋を予定しています。

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